妊娠・出産からが育児だよ!お産イロイロ4人の子どもを産み・育てた者として、ささやかながら体験談を中心にシェアしたいと思います。更新:090811 【自宅出産期】 どうやら新しい命が宿ったようだ…とかんじたとき、 どこで産もうか考えましたか? 考えると思いますか? 病院がポピュラーかもしれませんが、自宅出産という 方法もあります。 すこーしずつ増えてきているそうですが、 うちは夫が出生届を出しに行ったとき、市役所で 「わー自宅で生まれたんだって!私初めてみたー」 と係りの方々が話しているのを聞いて、夫は喧嘩して 帰ってきましたが(・・;) 第2子は奈良市で。 第3子は千葉県市川市で。 自宅出産を専門で取り扱っている助産婦さんに来て 頂きました。 あ!それいい~って感じる人には何がいいのか想像 つくと思うので敢えてここで多くを語ろうとは思い ませんが… 新しい命をこれから暮らしていく家で、家族の中で、 家族の日常の一コマとして迎えることの幸せは何にも 代えがたいと思います。 しかし、それは自己管理をすることが条件になって きます。 出産にはリスクもあるということも含めて、いざと なったら自分ひとりでも産む覚悟も。 それらのための知識を蓄えることも。 いろいろな事情があってそれが難しい場合、または リスクの高い場合は、病院で産むことになります。 第一子のときは、自宅産の介助をしてくれる助産婦 さんを見つけることができなかったこと、助産院が 近くになかったことから、一番近かった国立病院で お世話になりました。妊娠3ヶ月までちがう個人病院 に通っていたのですが、ここの看護婦さん、受付の人 の対応が最悪。プライバシーということが分からない ようだったので、ドクターはとてもよかったんだけど 「こんなところで産むのはゴメンだ~」と移りました。 国立病院は待ち時間が長く、寒い廊下で待つこと、 診察室のしきりがカーテンだけ…など気になる点はあ りましたが、看護婦さんがかんじよかったので、先の 個人病院よりずっと安心感があった。 この「安心感」が肝心だと思うのです。 ひとそれぞれ、それが何であるかは違ってくると思い ますが、自分の感じる「何かヘン」「何かヤダ」 「これはイイ」というものを大事にするといいでしょう。 自宅出産も、助産院も、病院も、それぞれ「○○だから いい」というものではなく、自分の思うようにできれば、 そこがいいに決まってる! 一生の間に、そうそう体験しないことだからこそ、でき る限り納得のいくかたちに近づける。それは、自分に とってハッピーなだけでなく、生まれてくる新しい命も それを望んでいるのではないでしょうか。 また、逆立ちしても出産を経験できないパートナーの 気持ちを汲んであげることもお産には必要です。 「協力してくれない…」とぼやくのではなく、お産の ことを彼よりもしっかり勉強した上で、「お産って こんなにすてきなことなのよ!!」と語ってみましょう。 「お産が出来るって、うらやましいな~」というひとこと を出る頃には、ばっちり協力してくれているはず! お産ってとっても楽しいよ! これから産む人、いっぱい楽しんで! もう産まない人も、産む人をサポートしてあげて! そして… 不妊に苦しんでいるあなた。 自分を責めないで。 あきらめないこともひとつ。 あきらめることもひとつ。 私の実母は不妊に苦しんだ末に私を授かったそうですが、 疲れてしまっていたのでしょうね。 愛情をうまく注げなかったようです。 産まなければよかった、と言われました。 言われて面白い言葉ではありません… たったの一言ですが、私がそれを許せるように なるまでに30年もかかりました。 それでも、私はこの世に生を受けたことを 心から感謝しています。 世の中の人々が、それぞれのライフスタイルを尊重 できる世の中まで、あと少しだと思います。 いろんな生き方をしている人がいて… だからこそ、 この世は素晴らしい。 ☆のちに、4人目を出産。 自宅出産を希望していましたが、予定日を超過したため 急遽病院出産となりました。 何もかもが、自分の好きになるわけではないのです。 が、 この経験は私に多くのものを与えてくれました。 とてもとても貴重な体験となりました。 (また後日詳しく書きますね★) ジャンル別一覧
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