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☆しあわせ育児留学☆

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妊娠・出産からが育児だよ!お産イロイロ

4人の子どもを産み・育てた者として、ささやかながら体験談を中心にシェアしたいと思います。
更新:090811

【自宅出産期】

まろろん
どうやら新しい命が宿ったようだ…とかんじたとき、
どこで産もうか考えましたか?
考えると思いますか?



病院がポピュラーかもしれませんが、自宅出産という
方法もあります。
すこーしずつ増えてきているそうですが、
うちは夫が出生届を出しに行ったとき、市役所で
「わー自宅で生まれたんだって!私初めてみたー」
と係りの方々が話しているのを聞いて、夫は喧嘩して
帰ってきましたが(・・;)

第2子は奈良市で。
第3子は千葉県市川市で。

自宅出産を専門で取り扱っている助産婦さんに来て
頂きました。

あ!それいい~って感じる人には何がいいのか想像
つくと思うので敢えてここで多くを語ろうとは思い
ませんが…

新しい命をこれから暮らしていく家で、家族の中で、
家族の日常の一コマとして迎えることの幸せは何にも
代えがたいと思います。

しかし、それは自己管理をすることが条件になって
きます。

出産にはリスクもあるということも含めて、いざと
なったら自分ひとりでも産む覚悟も。

それらのための知識を蓄えることも。

いろいろな事情があってそれが難しい場合、または
リスクの高い場合は、病院で産むことになります。
第一子のときは、自宅産の介助をしてくれる助産婦
さんを見つけることができなかったこと、助産院が
近くになかったことから、一番近かった国立病院で
お世話になりました。妊娠3ヶ月までちがう個人病院
に通っていたのですが、ここの看護婦さん、受付の人
の対応が最悪。プライバシーということが分からない
ようだったので、ドクターはとてもよかったんだけど
「こんなところで産むのはゴメンだ~」と移りました。
国立病院は待ち時間が長く、寒い廊下で待つこと、
診察室のしきりがカーテンだけ…など気になる点はあ
りましたが、看護婦さんがかんじよかったので、先の
個人病院よりずっと安心感があった。

この「安心感」が肝心だと思うのです。

ひとそれぞれ、それが何であるかは違ってくると思い
ますが、自分の感じる「何かヘン」「何かヤダ」
「これはイイ」というものを大事にするといいでしょう。
自宅出産も、助産院も、病院も、それぞれ「○○だから
いい」というものではなく、自分の思うようにできれば、
そこがいいに決まってる!

一生の間に、そうそう体験しないことだからこそ、でき
る限り納得のいくかたちに近づける。それは、自分に
とってハッピーなだけでなく、生まれてくる新しい命も
それを望んでいるのではないでしょうか。

また、逆立ちしても出産を経験できないパートナーの
気持ちを汲んであげることもお産には必要です。

「協力してくれない…」とぼやくのではなく、お産の
ことを彼よりもしっかり勉強した上で、「お産って
こんなにすてきなことなのよ!!」と語ってみましょう。

「お産が出来るって、うらやましいな~」というひとこと
を出る頃には、ばっちり協力してくれているはず!

お産ってとっても楽しいよ!
これから産む人、いっぱい楽しんで!
もう産まない人も、産む人をサポートしてあげて!

そして…
不妊に苦しんでいるあなた。
自分を責めないで。

あきらめないこともひとつ。
あきらめることもひとつ。

私の実母は不妊に苦しんだ末に私を授かったそうですが、
疲れてしまっていたのでしょうね。
愛情をうまく注げなかったようです。

産まなければよかった、と言われました。
言われて面白い言葉ではありません…

たったの一言ですが、私がそれを許せるように
なるまでに30年もかかりました。

それでも、私はこの世に生を受けたことを
心から感謝しています。


世の中の人々が、それぞれのライフスタイルを尊重
できる世の中まで、あと少しだと思います。

いろんな生き方をしている人がいて…
だからこそ、
この世は素晴らしい。


☆のちに、4人目を出産。
自宅出産を希望していましたが、予定日を超過したため
急遽病院出産となりました。
何もかもが、自分の好きになるわけではないのです。
が、
この経験は私に多くのものを与えてくれました。
とてもとても貴重な体験となりました。
(また後日詳しく書きますね★)


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